はじめに
このページへ訪れてくださった方は、きっと今大きな困難の中にいて、「生きづらさ」を感じていると思います。
イライラや落ち込み、不眠といった心身の不調。
家族や同僚などの人間関係に対する悩み。
引きこもりやパワハラ、アルコールへの依存など社会生活上の困難。
うつ病やパーソナリティ障害を疑い、クリニックへの通院、食事や運動習慣の改善、あるいは転職など、様々な対策をしてみても改善しない、という方も多いのではないでしょうか。
「どうして自分はこんなにダメなんだ」と、一人で思い詰めている方もいるかもしれません。
ここ「Green Site(グリーン・サイト)」では、グループカウンセリングなどの手法を用いて、そうした一人一人の「生きづらさ」を解きほぐしたいと考えています。

生きづらさの原因は「思考または認知の歪み」
生きづらさには、大人の発達障害やグレーゾーン、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)が強く関係しています。
またこれらの特性があって生きづらさを感じている方々は、ある共通の問題を抱えていることが多くあります。
それは、「思考または認知の歪み=ものごとの捉え方の歪み」です。
とくに、誰かに対する「こうして欲しい」、「こうしなさい」、「こうすべき」といった思考の肥大化は、イライラや落ち込みなど、ネガティブな感情に繋がっていきます。
こうした思考や感情が他人に対して日常生活で繰り返し沸き起こると、パワハラやDVなどを引き起こしますが、一方でその矛先が自分自身に向かうと、体調不良やうつ病、ひきこもりになりやすくなります。

「思考/認知」の癖は後天的なもの
ここで大事なことは、これらの思考または認知の癖は、ほとんどが自己防衛として、後天的に身につけられたものであるということです。
家庭や学校、会社などの人間関係、あるいは巷に溢れるニュースや常識、社会通念などの情報の中にある「こうしてほしい」、「こうしなさい」、「こうすべき」といった誰かの「べき思考」。
これを生まれてからずっと押し付けられていると、ものごとの捉え方に歪みが生じてしまうのです。
「二次障害」という考え方
発達障害には「二次障害」という考え方があります。米国精神医学会によれば、例えばASDの本来的な診断基準は「社会的コミュケーションの持続的障害」と「限定的な反復行動(強いこだわり)」ですから、ASDの方が抱えやすいイライラや落ち込みなどの特徴は、発達障害「そのもの」ではありません。HSPについても同じことが言えます。繊細さはただの性格や個性であり、良い面もたくさんあるはずですが、落ち込みやすさなどネガティブな面だけがクローズアップされてしまいます。生まれ持った特性や性格などから派生した、二次的な課題を二次障害といいます。

「複雑化した思考」と「認知の歪み」にフォーカス
二次障害は、「こうしなさい」、「こうすべき」といった誰かの思考を押し付けられてきた中で、自分の身を守るために後天的に身に着けられたものです。「Green Site」では、多動やコミュケーション障害といった発達障害の症状そのもの、あるいはHSPの繊細な性格そのものの変化には基本的にアプローチしません。また、あなたの発達障害が先天的なものか後天的なものかも問いません。発達障害やHSPの方が抱える「生きづらさ」、さらに言えば、その原因となる「複雑化した思考」、「認知の歪み」にフォーカスし、適応的な思考を手に入れることを目指していきます。発達障害の症状やHSPの性格そのものを変えることは難しくても、「複雑化した思考」が適応的なものに変化すると、多動やコミュニケーション障害など先天的な発達障害と思われる行動自体も和らいでいくことがあります。
「こうすべき」から「こうしたい」へ
「Green Site」では、認知行動療法の考え方やスキルを学び、実践を通して適応的な思考と行動を選択できるような変化を目指していきます。
複雑化した思考が解きほぐれていく中で、「自分を大切にすること」と「他者を理解すること」の折り合いがついていきます。
そして「こうして欲しい」、「こうすべき」から、「こうしたい」という自分発信の思考へと変化していきます。
(※ブログ参照)


